新型チェロキー初の限定車「ウォーリアー」が狙い目
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:篠原 晃一
V6エンジンは、直4ターボに比べると低回転域のトルクは細めだが、シャンシャンとスムーズに回って気持ちいい。9速のATは日本の高速道路の速度ではトップギアを使うことはほとんどないのが少々残念。自慢の多段を、まだ完璧には使いこなしていないのかな、といった印象だ。とはいえ、ドライバーの意志を汲み取って結構頻繁にシフトチェンジしつつも、スムーズで無用な前後Gを発生させないなど動的質感はまずまず。普通に使っていて不満はない。
横置きエンジンとなってもジープ・プランドとして悪路走破性に手を抜くことはなかったというチェロキーだが、やはり得意なのはオンロード・ユースなのだと再認識した。オフロード風味と近未来感、それに洒落たアーミー感が融合してユニークな魅力を放つ「ウォーリアー」も、都会を走り回るアーバンクルーザーとしての資質をしっかり持っていたのだ。
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